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2021年11月 定例会 一般質問

那覇市議会 2021年11月 定例会での上原仙子の一般質問の内容です。詳しくは那覇市議会議事録をご覧下さい。

上原仙子 議員 質疑:

 ハイタイ、皆様、おはようございます。会派みんなの協働!の上原仙子です。

 早速、一般質問を始めます。

 初めに、ひとり親世帯等を支援する市民活動について伺います。

 コロナ禍以前より、そして、コロナの影響によってますます困窮する世帯が増加していることは周知の事実であります。そのような中にあって、市民の中には、個人やグループでひとり親世帯や困窮世帯を独自に支援する活動を行っている市民がいらっしゃいます。このような市民の活動について、当局として現状を把握されているかどうかを伺います。

久高友弘 議長 進行:

 新垣淑博こどもみらい部長。

新垣淑博 こどもみらい部長 回答:

 御質問にお答えいたします。

 ひとり親世帯や困窮世帯に対して、幾つかのボランティア団体や個人の方が支援活動をされていることは承知しております。

 また、その方々は宅配だけにとどまらず、場合によってはその家庭の相談事にも応じ、行政へのつなぎや見守りなどの対応をされていることも認識しております。

久高友弘 議長 進行:

 上原仙子議員。

上原仙子 議員 質疑:

 ただいまの御答弁にもあったとおりでありますが、もう少し加えて説明をさせていただきますと、例えば、生活が苦しくて赤ちゃんにミルクを十分に与えることができない、ミルクを薄めてあげている、そんな赤ちゃんを救いたい、困っているお母さんの力になりたい、その思いから寄附を募ってミルクを調達し提供してもらった食料やベビー用品とともに、直接家庭に届ける活動をされています。この11月だけで那覇市内で64件、他の市町村を含むと147件に届けたとのことでありました。

 また、自営業の傍ら、御自分の仕事が終わってから毎日のように相談や連絡を受けた何世帯もの子供のいる家庭に食料を届けている市民の方もいらっしゃいます。

 お話を伺うと、独自のネットワークを築き、情報収集をして、個別の家庭に食料などを届けると同時に、悩みを聞き、相談に乗り、必要があれば行政などの関係機関につなぐとのことでありました。

 そこで、再質問いたします。

 那覇市につないでいただいた場合の市民への対応について伺います。

久高友弘 議長 進行:

 宮城寿満子福祉部長。

宮城寿満子 福祉部長 回答:

 お答えいたします。

 ひとり親世帯を含め、困窮世帯を支援する個人やグループからつながった方々につきましては、生活困窮者の相談窓口である那覇市就職・生活支援パーソナルサポートセンターにおいて、困り事を丁寧に聞き取った上で、課題を整理し、庁内関係部署や関係団体、各種支援制度等への案内を行っているところでございます。

久高友弘 議長 進行:

 上原仙子議員。

上原仙子 議員 質疑:

 制度のはざまで支援の届かない市民や、行政機関の窓口へ足を運ぶことをちゅうちょする市民に対してもきめの細かいサポートにつながっているものと思います。

 市民活動と行政が協働して支援につなげるいい形ではないでしょうか。

 ただ、気になるのは、こういった市民活動を行う上での個人の経済的負担や費やす時間の多さ、労力であります。ボランティアだから任せていればいいということでは困ります。また、それぞれの支援する先が重複しないかということも懸念されています。

 こうした課題を解決するためにも、活動する個人やグループ、行政、関係機関との情報の交換や共有できる場が必要ではないでしょうか。それをサポートするのも行政の役割かと思います。

 先ほどの比嘉啓登議員の質問にもありました、こうした市民活動、ここではひとり親世帯や困窮世帯への支援活動でありますが、こうした活動を行う個人やグループに対する何らかの支援ができないか伺います。

久高友弘 議長 進行:

 比嘉世顕市民文化部長。

比嘉世顕 市民文化部長 回答:

 お答えいたします。

 まちづくり協働推進課におきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、新型コロナウイルス感染症対応チャレンジ助成事業を実施しております。

 同事業では、低所得や家庭事情により生活困窮となっている世帯に対しての支援や在留外国人のコミュニティづくり、小学校区地域防災連携モデル調査事業など、多分野にわたる活動を担うNPOや団体等に対し、助成金を交付しております。

 コロナ禍で顕在した、地域社会が抱える課題に取り組んでいる個人や市民活動団体に対して、今後も寄り添いながら、きめ細かな支援につながるよう取り組んでまいります。

久高友弘 議長 進行:

 上原仙子議員。

上原仙子 議員 質疑:

 市民文化部からの市民活動チャレンジ助成金は、今のこのコロナ禍の一時的な助成金でありますので、他の関係部署も含めての、その継続した支援策ができないかということを提案いたしますが、見解を伺います。

久高友弘 議長 進行:

 宮城寿満子福祉部長。

宮城寿満子 福祉部長 回答:

 福祉部からお答えいたします。

 那覇市の子どもの居場所事業の場合におきましては、ボランティア団体の活動を下支えする役割を担う、サポートセンター糸がございます。

 議員のほうからの提案もございましたように、ひとり親世帯や困窮世帯への支援活動を行う個人やグループへの支援につきましては、関係部署との連携、情報共有を図るとともに、他都市の事例等も調査研究してまいりたいと考えております。

久高友弘 議長 進行:

 上原仙子議員。

上原仙子 議員 質疑:

 ありがとうございます。

 お話をお聞きしたところでは、まだ制度としてはそういったものも確立していないという中でどういった支援ができるのかということを考えていきたいということを伺いました。

 御答弁にもありましたように、本市では先駆けてこのサポートセンター糸の実績があります。ぜひ中間支援としてのノウハウをぜひ生かしていただければと思います。よろしくお願いいたします。

 次の質問に移ります。

 子供の視力検査について伺います。

 初めに、子供の視力検査の目的について一文がありますので、御紹介をします。

 子供の視力は生まれてから発達が始まります。生まれたばかりはぼんやりとしか見えないものが毎日物を見ることで次第に視力が発達し、見えるようになります。この視力が発達する期間の6歳から8歳頃までに強い遠視や斜視などがあると視力が悪い状態のまま発達が止まってしまう、これを弱視といいます。この視力が発達する期間を過ぎてから治療を開始しても視力は発達しません。そのため、眼鏡やコンタクトレンズをつけても鮮明には見えない目になってしまいます。弱視の治療で大切なことは、早期発見、早期治療です。早く始めるほど治る可能性は高くなります、ということであります。

 子供の視力検査、弱視については、これまでにも質問として取り上げてまいりました。そのための対応として3歳児乳幼児健診における視力検査の精度を上げる機器の導入や、こども園や保育園で早期発見につながる取組をしてはと提案をいたしました。そういったさなか、昨年沖縄ライオンズクラブより視力の簡易検査キットが本市に寄贈されました。弱視になってしまう可能性から一人でも多くの子供を救いたい、そのためにこども園や保育園などで広く活用してほしいとのことでありました。そこで伺います。寄贈されてから約1年になります。その後の活用状況はどうなっていますでしょうか。

久高友弘 議長 進行:

 新垣淑博こどもみらい部長。

新垣淑博 こどもみらい部長 回答:

 沖縄ライオンズクラブの皆様に対しまして、改めまして視力検査キットを御寄贈いただき、誠に感謝申し上げます。

 昨年度寄贈していただきました視力検査キットにつきましては、検査への保護者の関心を高めるとともに、未就学児の視力検査の練習等を通じて、弱視の早期発見、早期治療につなげるため市内の保育所等に貸出しております。

 貸出実績は、令和2年度が4園、令和3年度が11月時点で4園であり、施設から好評をいただいております。今後、地域子育て支援センター等からの貸出しも予定しており、引き続き子供の健やかな成長を図る施策に取り組んでまいります。

久高友弘 議長 進行:

 上原仙子議員。

上原仙子 議員 質疑:

 ありがとうございます。

 寄贈していただいたものを担当課では保管をし、そして貸出しの管理をするといったことも一手間かかってしまう中で、部長をはじめ担当課職員の対応、お気持ちを大変うれしく思います。

 ここでせっかくの機会ですので、議長の許可を得まして、この視力の簡易検査キットを皆さんに見ていただきたいと思います。

久高友弘 議長 進行:

 休憩します。

            (午前11時3分 休憩)

            (午前11時3分 再開)

久高友弘 議長 進行:

 再開します。

 上原仙子議員。

上原仙子 議員 質疑:

 ありがとうございます。

 3歳から楽しくできる視力検査「たべたのだあれ?」という小さな絵本と検査キットです。

 通常の検査では、こういったランドルト環単独視標というものが使われております。

       (資料提示)

 上か下か右か左かというのを3歳ぐらいの子供から理解できるのかどうかという難しさが問われていますが、このランドルト環をドーナツに見立てています。

 ちょっと絵本の中を紹介します。象さんがドーナツたくさん作ったよ。森のドーナツパーティーの始まり、始まり。パーティーにやってきたのはキリンさん、パンダさん、ウサギさん、みんな象さんのドーナツが大好きです。パーティーでは「たべたのだあれ」クイズが始まりました。「ぱくっ、たべたのだあれ」ということで、これで練習をしまして実際の現場では、「ドーナツがころころころがってきました。ドーナツたべたのだあれ」ということで、ドーナツ食べたのは、子供たちは、ウサギさんと言って答えるわけですね。これを1人ずつ、みんなでデモンストレーションをした後、検査をしていく。大体1分ぐらいで検査はできるということであります。ありがとうございます。

 この検査のメリットは、子供も楽しく検査ができて、そして3歳児にも理解ができる。そして現場の保育士等の負担が少なくて済むといったことが挙げられます。この取組は昨年石垣市でもう始まっています。3歳児以上が在籍する幼児施設で積極的に周知を図り、半年ほどで16園へ貸出し、519人の幼児が利用したとのことです。本市で実際に利用している園はまだまだ少ないと思いますので、こども園や保育園等へは早期発見、早期治療の重要性を周知していただき、こういった検査キットの活用をぜひとも広げていただきますようこれからもお願いをいたします。

 3番目の道路行政について質問をいたします。

 県道7号線の小禄交差点は、今年7月に渋滞緩和を目的に道路拡幅工事が行われました。ポケットパークや歩道を削って片側1車線が2車線となりました。しかし、反対側の右折車線からは対向車線の見通しが悪くなり、直進してくる車を確認するために必要以上に前に出てしまい、右折車両と直進車両の両方がお互いに冷やっとするといった事態が起きています。地域住民からは非常に危険であるとの声が寄せられています。対応を伺います。

久高友弘 議長 進行:

 幸地貴都市みらい部長。

幸地貴 都市みらい部長 回答:

 お答えいたします。

 県道7号線の小禄交差点につきましては、主要渋滞箇所となっており、主な渋滞の要因である右折車による直進阻害の改善を図るため、宇栄原小学校向けについては直進2車線化、奥武山公園向けについては右折滞留中の延伸の対策を行い、令和3年7月から供用開始されております。

 対応について、業務を所管する沖縄県に確認したところ、現状を確認した上で対策が可能かどうか検討してまいりたいとのことでございました。

久高友弘 議長 進行:

 上原仙子議員。

上原仙子 議員 質疑:

 県道のことでありますが、本市の担当課の対応に感謝いたします。

 沖縄県としては対応が可能かどうか検討したいとの回答でありますが、この危険性は除去しなければなりません。今後も本市の協力も得ながら県には対応を求めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 最後に、本庁舎の緑化について伺います。

 初めに、モニターを見ていただきます。画像お願いします。

       (モニター使用)

 これは2013年、本庁舎が完成したときの建設記念誌に掲載されている新庁舎イメージパースです。壁面及び屋上を大規模に緑化する特徴的な施設になったと表しています。ありがとうございました。

 また、当時の新聞には、壁面や屋上を緑化し、各階のベランダにはブーゲンビリアなどが植えられ、成長すれば建物全体が緑に囲まれるようになる。亜熱帯庭園都市・那覇の新たなシンボルになりそうだと記事が掲載されています。

 あれから9年がたとうしていますが、現在の本庁舎における緑化推進の取組と課題について伺います。

久高友弘 議長 進行:

 仲本達彦総務部長。

仲本達彦 総務部長 回答:

 本庁舎には建設時の計画に基づき、日射、風、乾燥などの条件を踏まえ、各階層の生育環境に適した植物を植栽しております。

 また、委託業者により巡回点検し、剪定、除草、病害虫防除など植物の生育条件を整え、維持保全しているところでございます。

 しかしながら、台風や塩害、風、西日による影響が思いのほか大きく、場所によっては生育の悪い場所がございます。これらについては、定期的に生育がよい植物を補植しながら緑化を推進しているところでございます。

久高友弘 議長 進行:

 上原仙子議員。

上原仙子 議員 質疑:

 市役所の緑については、市民の関心も高く、市民の方、よく見ていらっしゃいます。木の剪定の仕方がまずいとお叱りの電話を受けたこともありますし、かつての旧庁舎のイメージから緑化がうまくいってないのではないかとの声も聞きました。ぜひとも緑あふれる市役所、亜熱帯庭園都市・那覇のシンボルとなれるよう頑張ってください。

 そこで1つ提案でありますが、各階層によって植えられている植物も異なるとのことでした。ブーゲンビリアはもちろんわかりますが、その他の植物をよく知りません。恐らく職員の皆さんも市民も知らないのではないでしょうか。先日、会派室の窓の向こうの花壇の植物を雑草と勘違いして、危うく抜き取るところでした。せっかく工夫をして植栽をしているのですから、緑化推進のPRも兼ねてこの市役所にどんな植物が植えられているのかといった情報を公開する機会をつくってはどうかと思うのですが、総務部長いかがでしょうか。

久高友弘 議長 進行:

 仲本達彦総務部長。

仲本達彦 総務部長 回答:

 御指摘のありましたとおり、庁舎内現在多くの植物を植栽しているところでございます。その一つ一つについて十分な情報がお伝えできていないというふうに考えておりますので、どういう方法が適当なのか、少しここは考えさせていただきたいと思います。

久高友弘 議長 進行:

 上原仙子議員。

上原仙子 議員 質疑:

 突然の提案でありましたが、ぜひ検討していただけたらなと思いますので、よろしくお願いいたします。

 次に、本庁舎の屋上緑化に伴うヒハツモドキの植栽についてお聞きしますが、ここで屋上の様子を見ていただきます。モニターお願いします。

       (モニター使用)

 普段の屋上は施錠されて入れませんが、月1回の手入れのときは入ることができます。次、お願いします。

       (モニター使用)

 見晴らしも大変よくて、私も時々お手伝いをしますが、気持ちよく草むしりができます。次、お願いします。

       (モニター使用)

 このヒハツモドキという名前は和名でありますが、沖縄の方言でピィパーズとかピパーツ、ピパーチと言ったりします。石垣島ではごく普通に食卓に上がり、おそば屋さんなどの食堂では七味唐がらしに代わって香辛料として食されているもので、今その有効成分ペパリンの薬効効果が注目されています。モニターありがとうございました。

 このヒハツモドキの植栽について、経緯と現状、今後の対応を伺います。

久高友弘 議長 進行:

 仲本達彦総務部長。

仲本達彦 総務部長 回答:

 本庁舎屋上のヒハツモドキ、通称ピパーズは、本庁舎竣工時に愛好者のグループの皆様の御要望を受け植栽をしていただいた経緯がございます。その後、現在においても皆様に定期的に維持管理していただいているところでございます。

 当該ヒハツモドキは、風などの影響により一部生育が悪い場所がございますが、今後例えば防風ネットを調達するなど、本市としてもできる限り協力しながら引き続き協働で庁内の緑化に努めてまいりたいと考えております。

久高友弘 議長 進行:

 上原仙子議員。

上原仙子 議員 質疑:

 ありがとうございます。

 特色あるヒハツモドキ、ピィパーズでありますが、その緑で屋上を埋め尽くすことができればまた緑化推進の大きなPRにもなりますし、市内の壁面緑化の取組につながることが期待されております。これからも市民との協働、前向きな対応をよろしくお願いいたします。

 少し時間ができましたので、所感を述べたいと思います。

 校区まちづくり協議会、校区まちづくりの取組については、私も長らく実際に活動に携わってきているところでありますが、前から言われている課題として、活動の場所の拠点であるとか、それから事務局のこと、参加する方たちが固定されているといったところで、課題として上げられています。今、まさに私は活動を通してその課題に直面して非常に厳しいところに置かれています。なので、ぜひこれから各協議会のこともヒアリングしながら課題の解決に向けて取り組んでまいりたいと思いますので、ぜひ執行部の皆さんもよろしくお願いを申し上げまして、私の一般質問といたします。ありがとうございました。