2024年02月 定例会 一般質問
那覇市議会 2024年02月 定例会での上原仙子の一般質問の内容です。詳しくは那覇市議会議事録をご覧下さい。
ハイタイ。皆様、こんにちは。上原仙子です。
2月16日から、読売巨人軍の春季那覇キャンプが始まりました。昨日はこのキャンプに併せてセルラースタジアム横で献血活動がありまして、私も少しお手伝いをしてまいりました。爽やかなお天気の下、市民、県民、観光客と多くの人出でにぎわい、おかげさまで献血も多くの方に御協力をいただきました。大変ありがとうございました。
昨日は韓国チームとの練習試合がありましたが、球場からは何度も大きな歓声が上がり、非常に盛り上がっているのが伝わってきました。23日そして25日に行われるセルラースタジアムでのオープン戦、大変楽しみにしております。皆様もぜひ、足をお運びください。
それでは、一般質問を始めます。
1.若者の居場所づくりについて質問いたします。
報道にもありましたように、県立図書館がこの2月6日から29日まで臨時休館となったことで、学習スペースとして図書館を利用できない受験生のためにと、企業や塾などの民間、あるいは公共の施設等を一部開放して提供する動きが広がりました。若者、ここでは特に受験生でありますが、そのニーズに応えて民間が手を差し伸べてくださったことは、非常に嬉しいことで、これもまた協働によるまちづくりの一環であると受け止めております。こうした若者の声を受けて、令和4年6月定例会、さらに9月定例会では、本市でも中高生の自習スペースを確保すべきとの提案を行いました。
本市の公民館・図書館、津波避難ビル、市民活動支援センター、なはーと、新真和志複合施設等々の公共施設についてお聞きいたしましたが、今回はその後の取組として、特になは市民活動支援センターと新真和志複合施設について伺います。
渡慶次一司市民文化部長。
お答えいたします。
なは市民協働プラザ2階のなは市民活動支援センターオープンスペースにおいてはめかる学習ステーションとして、学生を含め広く市民に提供しております。今年度、当センターでは学生がより利用しやすいよう、受付簿への氏名や理由の記載を廃止したことに加え、SNSなどでの広報により、近隣の小中高生などの利用者が増えている状況であります。
自習スペースの確保に向けたその他の取り組みとしましては、新真和志複合施設に入居する真和志支所の待合スペースを業務終了後に共用空間として開放し、活用することを想定し、施設に求める性能を示した要求水準書に盛り込んだところでございます。同様に、当該複合施設に入居する中央公民館では、共用部ロビーの利用やオープンスペースの設置、図書館では一般エリアでの自主学習スペースの確保などを盛り込んでおります。
上原仙子議員。
ありがとうございます。
まずは、前向きに取り組んでいただいたことに感謝をいたします。
新真和志複合施設は、これから具体的な形が見えてくるということでありますけれども、大いに期待をしておりますので、どうかよろしくお願いをいたします。
また他の公共施設についても、可能な限り、あるいは鋭意工夫をして取り組んでいただくことを強く要望したいと思います。
一方で、こうした公共施設での取組に加え、冒頭で申し上げたように民間の協力、連携は大きな力となります。受験生に限らず、中高生が学習スペースとして利用できる場所や機会が市内のあちこちで提供されるような仕組みができればと、今回の県立図書館の件を見て改めて感じました。行政としても、そういった取組を検討されてはどうでしょうか。提案申し上げ、次の質問に移ります。
なは市民活動支援センターが主催した10代20代ボランティア・市民活動交流会について、先日の代表質問で中村圭介議員も取り上げていましたので重なる部分もありますが、居場所という観点からお聞きしたいと思います。
この交流会を通して、若者の居場所づくりに関する意見、要望があったのかを伺います。
渡慶次一司市民文化部長。
御質問の同交流会における若者の居場所づくりに関して出た要望としましては、「分からないことを気軽に相談できる人がいる場所」、「Wi-Fi、電源が使える場所」、「ボランティア・市民活動ができる場所」などがございました。また、「活動拠点まで移動するための駐車場代や交通費の支援があるともっと活動が充実する」との意見もございました。
なは市民活動支援センターには、市民活動相談員をはじめ職員がこうした若者の相談に乗る体制を取っております。また、当センター2階のフリースペースでは、めかる学習ステーションとして約30席の椅子を設置しており、Wi-Fiや電源が使え、無料の談話室のほか、有料ではありますが会議室も備えております。さらには、ボランティアや市民活動情報を発信し、ボランティアマッチングも行っております。
なお、同センターを利用する際の駐車場代につきましては、市民活動目的の利用者に対し減額しております。
引き続き、自主学習や活動の場として、多くの若者に御利用いただければと考えております。
上原仙子議員。
ありがとうございます。
恐らく当日の参加者はじめこのアンケートに答えた方は、ボランティアや市民活動に対する比較的意識の高い方が多かったのではないかと思います。アンケート結果を見ると、「最も行いたい活動は」という問いに対し、「地域づくり・まちづくり活動」という答えが一番多く、そのための学びや相談、交流ができる場所があればということでありました。
めかる学習ステーションが広く市民に提供できるようになったことも大きな前進でありますが、次のステップとして、この若者たちが自主的に活動を見出す場として、あるいはそこを居場所として自主的に運営できるような体制づくりといったものをぜひ目指していただきたいと要望いたします。
これからも頑張ってください。よろしくお願いいたします。
次に、下水道行政について質問をいたします。
小禄南小学校近くに整備されている雨水路の遊歩道について、平成30年(2018年)12月定例会で取り上げ、地域住民の安全と快適な住環境への対応を求めました。ここは、平成24年(2012年)に水辺の散策路として那覇市景観賞を受賞したものの、木製の遊歩道が老朽化し、危険であることからバリケードで封鎖されてしまいました。現在はフェンスによって閉め切られていますが、その後の本市の取組を伺います。
金城達也上下水道部長。
お答えします。
平成30年12月定例会で議員より御質問のあった当該雨水路の遊歩道につきましては、令和2年度に修繕設計を終えております。
その後の修繕工事の実施につきましては、コロナウイルス感染拡大により、業務BCPや財源確保の問題があり計画を見合わせた経緯がございます。
上原仙子議員。
部長の御答弁にもありましたように、当時の議事録を見ましても、平成32年度、つまり令和2年度でありますが、には調査費が認められており、その調査結果を踏まえて修繕工事に着手するとのことでありましたが、コロナ禍にあってその事業が先送りになってしまったものと理解いたしました。この数年、何の変化もないことに対し近隣住民からは「この場所はどうなっているのか」ということを聞かれます。また、最近は子供たちがフェンスを越えて、このデッキを伝って水路に降りる姿が目撃されているとのことで、安全性の面からもその対応が急がれます。
最近、老朽化した木製デッキが部分的に撤去されていますが、地域の快適な住環境や安全性の確保などの観点から、まずは危険なものは全て撤去するといったことが必要ではないかと感じています。見解を伺います。
金城達也上下水道部長。
お答えします。
安全性の確保につきましては、柵を設置し、老朽化した遊歩道内への人の誤侵入防止を図っております。
木製デッキの部分的撤去につきましては、部材落下による水路機能の阻害防止の観点から、その都度、撤去してまいりましたが、御指摘のように現状は景観上の配慮に欠けている部分もあるかと思います。快適な住環境確保の観点から、令和6年度早期に全ての遊歩道部材を撤去できるよう計画してまいります。
上原仙子議員。
よろしくお願いいたします。
そして、この撤去後の修繕工事についてでありますが、木製であったものを木質のものに変えて以前のような遊歩道を整備するといった案もあるようでございます。
地域の皆さんからは、ここが近道になるので利便性がよかったなどといった御意見も伺っていますが、今後どのように修繕工事を進めていくのか伺います。
金城達也上下水道部長。
今後につきましては、交付金の活用などによる財源の確保、関係機関との調整及び近年の局地的な大雨時における遊歩道内の安全性の確保などを勘案し、検討していきたいと考えております。
上原仙子議員。
今部長がおっしゃったように、最近の大雨といったものは予測不可能でありまして、雨水路の許容量を大幅に超える水量となって地域に被害をもたらすといったことがあります。以前のような遊歩道整備がいいのかどうか、あるいは地域にとってどのような整備をすることが望ましいのかを、ぜひ地域の声も聞いていただきながら、進めていただくよう要望したいと思います。よろしくお願いいたします。
次の質問に移ります。
本市管理の水路沿いの雑草等の管理について、昨年の2月定例会でその対策を求めましたが、その後の進捗を伺います。
金城達也上下水道部長。
お答えします。
昨年の2月定例会以降、令和5年度は、防草シートでの施工を試験的に4か所実施しております。
令和6年度につきましては、除草対策費用において増額査定となっておりますので、令和5年度の結果を踏まえ、おのおのの場所に適した防草対策、除草対策を実施してまいりたいと考えております
上原仙子議員。
令和6年度は、除草対策費用が増額査定になっているということでありまして、ここはしっかり予算を確保して取り組んでいただきたいと思います。以前も申し上げましたが、この水路脇の雑草は道路よりも繁茂しやすく、草木を刈ってもすぐに成長するといったことを間近で見ております。
現在、試験的に行っている防草シートがうまくいくことを願っておりますし、その他の手法も含め、早いうちに市内の広い範囲で展開できるように、行政の負担も軽くなるようにぜひ頑張っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上で質問は終わりますが、時間がありますので所感を述べさせていただきます。
これは、私のある意味勝手な妄想でありますが、今後の課題として取り組んでいきたいと思うことをお話したいと思います。
それは、小禄地域の公共施設について、福祉と社会教育と地域コミュニティづくりの観点から、小禄老人福祉センター、小禄児童館、小禄自治会館を含む、複合あるいは共用の施設を現地に整備してはどうかということです。
本市の共同利用施設の1つである小禄自治会館のある場所は、もともと字小禄の真玉嶽という御嶽でありまして、小高い丘と森があった場所でした。昭和54年頃から同地の開発について地域で論争が起こり、那覇市も巻き込んだ末にこの御嶽の3分の2ほどを開発・造成し、昭和58年に小禄自治会館が建設されました。また、この造成した土地の一部を那覇市が買上げ、同じ頃、小禄老人福祉センターと児童館が建設された経緯があります。現在、フェンス1つを隔てて隣り合う形でこれらの施設が存在し、両方に広場や駐車場が整備されています。
本市の共同利用施設があと数年で築50年を迎えようとする中で、今後の在り方が問われています。
小禄自治会館もその一つであり、同時にファシリティマネジメント推進方針の下で、小禄老人福祉センターには長寿命化計画の策定が求められています。併設されている児童館も同様になることが想定されます。
平成25年7月の那覇市社会教育施設等整備基本計画には、小禄地域には小禄南公民館だけでなく、北側をカバーする公民館・図書館の建設が望ましいとあります。公民館・図書館と言わずとも、地域にとって必要な施設として、より効率的に効果のあるものにできないだろうかという思いでいっぱいであります。
これから地域の皆さんの意見を伺いながら、その実現性を模索していきたいと思っておりますので、当局の皆様、私の妄想にどうかお付き合いくださいますよう、よろしくお願いいたします。
長くなりましたが、以上で終わります。ありがとうございました。