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2025年11月 定例会 一般質問

那覇市議会 2025年11月 定例会での上原仙子の一般質問の内容です。詳しくは那覇市議会議事録をご覧下さい。

上原仙子 議員 質疑:

 ハイタイ、皆様、こんにちは。みんなの協働!の上原仙子です。早速、一般質問を始めてまいります。

 初めに、市営住宅空き駐車場の利活用について質問いたします。

 (1)現在の市営住宅における空き駐車場の区画数と、これらの空き区画がある理由を伺います。

大城わかこ 副議長 進行:

 浦崎宮人まちなみ共創部長。

浦崎宮人 まちなみ共創部長 回答:

 お答えします。

 本市が管理する市営住宅駐車場は、令和7年12月4日現在3,178区画あり、そのうち空き区画は575区画となっております。

 空き区画の主な理由として、自動車を保有していない高齢者等の増加が考えられます。

大城わかこ 副議長 進行:

 上原仙子議員。

上原仙子 議員 質疑:

 市営住宅駐車場3,178区画のうち、空き区画は575区画あり、自動車を保有していない高齢者などの増加が主な理由とのことでした。今後、市営住宅に若者の入居を促す取組を行ったとしても、それにしてもこの数字は大変大きく、これを放置することなく、しっかりと市民生活に資する新たな取組が必要であることは明らかであります。

 これまでにも、空き駐車場の有効活用については、金城なおこ議員や奥間亮前議員が質問で取り上げてきました。

 また、令和6年1月には、当時の自民党・みんなの協働!会派で国土交通省を訪ね、空き駐車場の有効活用の可能性や法的根拠等についてレクチャーを受け、同時に副大臣に要望書を手交いたしました。国としては、那覇市から相談、要望があれば対応可能ということでありましたので、その後の本市の取組を見守ってきたところです。

 実際この間には、小学校の敷地内では職員用駐車場が足りず、学校周辺で探してもなかなか見つからないという学校側の声を受けた地域の自治会長から、近隣の市営住宅の空き駐車場を借りることはできないのだろうかと相談を受けたこともありました。ほかにも保育園や高齢者施設等、市民からの潜在的な要望といったものはまだまだあるのではないでしょうか。

 前回の9月定例会で、立津伸城議員の質問に対して、活用可能な空き駐車区画の選定や事業手法の検討を進めていると答弁がありました。事業者選定、事業導入を急ぐべきではないでしょうか。

 今後のスケジュールについて伺います。

大城わかこ 副議長 進行:

 浦崎宮人まちなみ共創部長。

浦崎宮人 まちなみ共創部長 回答:

 お答えします。

 市営住宅の駐車場につきましては、入居者用駐車場として国の補助等を活用して整備していることから、入居者以外が使用する場合は、国から目的外使用に関する承認が必要となります。

 空き区画が多い市営住宅の駐車場で整備後10年を経過したものについて、現在、国との事前協議を終え、当該区画の目的外使用承認申請の手続の準備を進めているところでございます。

 今後は、具体的な活用方法等について、各市営住宅自治会や関係機関との協議を行う予定でございます。

大城わかこ 副議長 進行:

 上原仙子議員。

上原仙子 議員 質疑:

 ありがとうございます。

 国との事前協議も終えたということで、着々としっかりと進めていることが分かりました。目的外利用申請の手続きに時間がかかりそうだということは伺いましたが、カーシェアリング等、他市の事例がありますので、そういったことも参考にしてしっかりと市民のための事業ということで、頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 次に2.公園行政について質問いたします。

 (1)新真和志複合施設の整備と併せて、与儀公園再整備事業計画が進められています。これまで、地域住民や公園利用者を対象としたワークショップが3回開催されました。このワークショップはどのような内容で、市民からはどのような意見があったのかを伺います。

大城わかこ 副議長 進行:

 花城保都市みらい部長。

花城保 都市みらい部長 回答:

 お答えいたします。

 与儀公園再編整備事業における地域住民や公園利用者を対象としたワークショップは、これまで3回開催し、市民の皆様から貴重な御意見をいただいております。

 1回目のワークショップでは、与儀公園のよい点、悪い点、欲しいものについて議論を行い、2回目では公園の散策やD51の運転席に入っていただくなど、現状を確認していただき、ゾーニングに応じた公園施設の配置について意見交換を行いました。

 3回目では、具体的な公園施設を選んでもらいました。そのほかにも、近隣小学校でのワークショップや福祉関連施設へのアンケートなども実施しております。これらのワークショップなどを通じて、市民の皆様からはウオーキングができる園路、インクルーシブ遊具の設置、大屋根やあずまやの設置、花見を楽しみたいなどの声を多くいただきました。

大城わかこ 副議長 進行:

 上原仙子議員。

上原仙子 議員 質疑:

 ありがとうございます。

 3回ワークショップが行われたということでありましたが、この市民向けのワークショップ以外に、実際に小学校に足を運んでそこで出前という形でワークショップを行ったり、それから福祉施設でのアンケート調査といったことで、担当課や担当職員の皆さんが積極的に取り組んでいただいているということを高く評価したいと思います。

 そこで再質問ですが、子供たちや高齢者、障がいのある方々からも様々な意見を得ることができたものと思います。こうした市民からの意見をどのように公園整備に反映するのか、また、今後の整備スケジュールについて伺います。

大城わかこ 副議長 進行:

 花城保都市みらい部長。

花城保 都市みらい部長 回答:

 お答えいたします。

 多くの御要望をいただいたウオーキングやジョギングに対応できるよう、園路は段差をなくし、バリアフリー化を進める予定です。また、インクルーシブ遊具の設置や大屋根の整備に加え、花見が楽しめるよう桜の植樹も計画しております。

 スケジュールといたしましては、本年度末には実施設計を取りまとめ、令和8年度から工事着手の予定となっております。

 今後も市民からいただいた御意見を反映し、誰もが楽しめる魅力的な公園づくりに努めてまいります。

大城わかこ 副議長 進行:

 上原仙子議員。

上原仙子 議員 質疑:

 よろしくお願いいたします。

 これはこの10月のことなんですけれども、朝のニュースを見ていましたら、たまたまでありましたが、北九州市で初めてのインクルーシブ公園体験会というものが開催されたという報道がありました。障がいのあるなしにかかわらず、実際に子供たちに遊具を体験してもらい、遊具そのものの感想や広場を利用しての気づきなど、子供たちや保護者の声を聞きながら、インクルーシブな子供広場づくりに向けた計画づくりを進めるといった取組でした。非常にいい取組だと思いました。

 与儀公園も園路をバリアフリー化し、そしてインクルーシブ・ゾーンが計画されています。今後の整備を進めていく中で、こういった取組も検討されてはどうでしょうか。提案いたします。

 次に(2)与儀公園のD51について質問いたします。

 与儀公園に展示されている蒸気機関車D51については、これまで公園の再整備と併せて、公園施設として利活用できるよう整備することを求めてまいりました。今後の取組を伺います。

大城わかこ 副議長 進行:

 稲福由乃教育委員会生涯学習部副部長

稲福由乃 教育委員会生涯学習部副部長 回答:

 蒸気機関車D51については、昨年度開催された1回目のワークショップでは、参加者からD51があること自体がよいとする御意見等がございました。また、2回目となる本年8月のワークショップでは、実際のD51の状況を見ていただき、参加者からは一部を残した展示がよいなどの御意見もございました。

 ワークショップでの市民の多様な御意見も踏まえ、公園施設として利活用されるよう整備の在り方について検討してまいります。

大城わかこ 副議長 進行:

 上原仙子議員。

上原仙子 議員 質疑:

 ありがとうございます。

 今後しっかりと整備を進めるということの前提に立って、その整備の在り方については市民の意見なども踏まえた上で検討していくというふうに受け止めました。

 ワークショップでの意見が紹介されましたけれども、実際に現地でD51の現状を見た方の中には、整備をするにもやはり老朽化の程度に問題があると感じた方や、中にはD51の一部、顔だけを残して展示してもいいのではというアイデアがあったというふうにお聞きしています。今後、どういった保存・展示が望ましいのかも含め、整備の在り方については議論が必要なのかもしれません。

 与儀公園のシンボルともいえるD51がなぜここにあるのか、そしてこれからその姿をどう残していくのかということについては、市民の皆さん、この場の皆さんも一緒に考えていけたらというふうに思っています。

 3.子ども行政について質問いたします。

 放課後児童クラブにおいて、放課後児童支援員が不足することで、児童クラブの運営に支障を来し、児童クラブを閉所せざるを得ないという実態を市民から伺いました。これまで支援員4人体制で運営してきたクラブが、2人退職することになり、開所している時間帯は必ず2人いなければならないという運営上の要件の下で新規雇用も見込めず、今後が厳しいとのことでありました。

 そこで(1)放課後児童支援員の不足によって運営が厳しい児童クラブの把握状況について伺います。

大城わかこ 副議長 進行:

 座安まり子こどもみらい部長。

座安まり子 こどもみらい部長 回答:

 お答えします。

 放課後児童支援員等の雇用状況は、補助金申請時に、事業内容説明書にて確認しております。急な退職や休職等による支援員不足については、クラブからの個別の相談により把握しております。

大城わかこ 副議長 進行:

 上原仙子議員。

上原仙子 議員 質疑:

 それでは実際に、放課後児童支援員の不足が原因で閉所した事例があるのかを伺います。

大城わかこ 副議長 進行:

 座安まり子こどもみらい部長。

座安まり子 こどもみらい部長 回答:

 お答えします。

 令和6年度において、支援員の確保が困難との理由で2クラブの事業廃止を確認しておりますが、いずれも運営実績のある別法人に運営が引き継がれております。

大城わかこ 副議長 進行:

 上原仙子議員。

上原仙子 議員 質疑:

 放課後児童クラブは、おおむね40人以下を支援の単位として、その単位ごとに2人以上の児童支援員を配置するという最低基準があり、そのうち1人は補助員でも可能というふうにしています。

 そこで、令和7年度の児童クラブの数、放課後児童支援員と補助員の人数、そして待機児童数を伺います。

大城わかこ 副議長 進行:

 座安まり子こどもみらい部長。

座安まり子 こどもみらい部長 回答:

 お答えします。

 令和7年度の児童クラブ数は120クラブで、放課後児童支援員は472名、補助員は563名、計1,035名となっております。令和7年5月時点の待機児童数は107人、10月時点では90人となっております。

大城わかこ 副議長 進行:

 上原仙子議員。

上原仙子 議員 質疑:

 こども家庭庁の放課後児童対策パッケージ2025によれば、放課後児童クラブにおける待機児童の解消策として、児童クラブを開設する場の確保、児童クラブを運営する人材の確保、適切な利用調整などが挙げられています。

 先日の代表質問でいずみティファニー議員が、待機児童解消のために放課後児童クラブの増設を求め、新規開設支援について質問をされていました。児童クラブには、2人以上の児童支援員を配置するという基準があるわけですから、この新規開設をするためにも児童支援員の確保が必要であります。

 そこで(2)放課後児童支援員になるためにはどのような要件があるのか伺います。

大城わかこ 副議長 進行:

 座安まり子こどもみらい部長。

座安まり子 こどもみらい部長 回答:

 お答えします。

 国が示す放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準において、保育士、社会福祉士、大学において社会福祉学や心理学等を専攻する学科等を卒業した者、児童福祉事業等の実務経験が一定期間ある者などの資格を有する者が、都道府県知事等が実施する放課後児童支援員認定資格研修を修了することとされております。

大城わかこ 副議長 進行:

 上原仙子議員。

上原仙子 議員 質疑:

 次に(3)支援員確保のために、本市ではどのような支援を行っているのかを伺います。

大城わかこ 副議長 進行:

 座安まり子こどもみらい部長。

座安まり子 こどもみらい部長 回答:

 お答えします。

 本市では、放課後児童支援員の確保や定着を促すため、放課後児童支援員等処遇改善等事業及び放課後児童支援員等処遇改善事業(月額9,000円相当賃金改善)を実施しております。

 また、常勤の放課後児童支援員を2名以上配置した場合、補助基準額を加算するなど、国の補助メニューを活用し、支援員の処遇改善を図っております。

 さらに県においては、令和7年11月から児童クラブの求人・求職情報専用サイトつなぐが開設され、当サイトの活用については、本市の全児童クラブへ周知を行っております。

大城わかこ 副議長 進行:

 上原仙子議員。

上原仙子 議員 質疑:

 沖縄県の新たな取組として、求人・求職情報専用サイトが開設され、本市では支援員の処遇改善を実施しているとのことでありました。ぜひこの周知をしっかり行っていただきたいと思います。

 また、児童クラブの職員の雇用については、児童クラブを運営する事業者に任されていると伺いましたが、児童支援員の掘り起こしをぜひ行っていただきたいと思いますので、放課後児童クラブや児童支援員の役割、どうしたら支援員になれるかなどの情報発信も支援の一環として行ってはどうでしょうか。ぜひ御検討をお願いいたします。

 次に4.教育行政について質問いたします。

 午前中は、嘉手川航汰議員が児童生徒の県外派遣について質問をされていました。私からは、県内離島の場合についてどうなのかということで質問をしたいと思います。

 島嶼県である沖縄県では、中学校部活動の県大会が離島にて開催されることがあります。その際、本市を代表して派遣される児童生徒に対し、旅費交通費等の補助制度があるのか伺います。

大城わかこ 副議長 進行:

 比嘉真一郎教育委員会学校教育部長

比嘉真一郎 教育委員会学校教育部長 回答:

 お答えいたします。

 現在、部活動の大会出場に対する本市の補助につきましては、県大会を勝ち抜いて県外大会に派遣される際に、航空運賃と宿泊料の一部を補助しております。

 議員御質問の離島にて開催される県大会への派遣につきましては、現状、本市独自の補助制度はございません。

大城わかこ 副議長 進行:

 上原仙子議員。

上原仙子 議員 質疑:

 本市では、県外派遣のときのみ補助があるとのことでしたが、離島での県大会に出場する際の費用の負担も大きいとの声があります。

 これは一つの事例でありますけれども、11月6日那覇地区中学校駅伝競走大会が久米島町で開催されました。那覇地区中学校体育連盟は、那覇市、浦添市、久米島町、北大東村、南大東村の中学校で構成され、駅伝の地区大会については、3年に1回は久米島町で開催されているそうです。

 これが今年は、さらに11月15日沖縄県中学校駅伝競争大会が29年ぶりに久米島で開催されました。那覇地区代表として、本市から男子は上山中学校、女子は小禄中学校が出場いたしました。

 那覇地区代表の中学生たちの学校は、この地区大会と県大会の両方で久米島に渡ったことになります。ある中学校では、地区大会の費用のうち自己負担分を5,000円として、残りはPTAが全額負担したと聞きました。ただ、もし勝ち抜いた場合には、PTAとしてはその費用まで出せないので困っているという複雑な心境もお聞きました。

 また、駅伝大会は他の部活動と異なり、選手を集めて出場することから、ほぼ自腹で大会に出るという条件で選手を集めなければならないということで、先生方も大変ではないかということをお聞きしています。

 この費用について調べてみると、県大会の資料の中に、久米島大会輸送・宿泊・弁当要項というものがありました。全てがそのとおりではないと思いますが、参考に申し上げると、那覇から久米島の往復航空運賃が2万5,800円、宿泊費が2泊3日の朝夕2食付で2万3,000円となっていて、おおよそ5万円近い費用になることが分かります。午前中の県外派遣の場合も5万円ほどの費用がかかるということでありました。恐らく今回久米島で行われた那覇地区大会も似たような内容ではなかったでしょうか。

 今年の久米島での駅伝大会は、29年ぶりのタイミングで地区大会と県大会が重なったわけでありますが、これが宮古島や石垣島など、もっと遠隔の離島で開催されることがあるかもしれません。また、駅伝大会に限らず、他の種目でも同様に離島の開催があります。

 そこで再質問いたします。

 離島での県大会はどの程度の頻度で開催されているのか伺います。

大城わかこ 副議長 進行:

 比嘉真一郎教育委員会学校教育部長

比嘉真一郎 教育委員会学校教育部長 回答:

 沖縄県中学校体育連盟主催大会について確認しましたところ、年間2競技程度の県大会が離島で開催されている状況でございます。

大城わかこ 副議長 進行:

 上原仙子議員。

上原仙子 議員 質疑:

 これが多いのか少ないのかという判断や、何校程度で人数はどうなのか、どの程度の費用がかかるのか、各学校やPTAがどのように対処しているのかなどを調査していただいて、離島で開催される県大会への派遣についても補助できるよう、制度の見直し、あるいは制度の新設を検討していただけないでしょうか。見解を伺います。

大城わかこ 副議長 進行:

 比嘉真一郎教育委員会学校教育部長

比嘉真一郎 教育委員会学校教育部長 回答:

 各学校の状況について、情報を収集してまいりたいというふうに考えております。

大城わかこ 副議長 進行:

 上原仙子議員。

上原仙子 議員 質疑:

 ぜひ、調査研究していただいてこれを前向きに検討していただきますよう、強く要望いたします。よろしくお願いいたします。

 以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。